国際港湾都市 神戸と共に歩む博物館
国際港湾都市「神戸」の歴史はもとより、船や港の仕組みや役割、さまざまな先進技術が投入された船艇の展示を展開。
また、神戸港の開港以来、その歴史とともに歩んできた川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」を併設展開。
1階 『神戸ポートディスカバリー』
歴史の旅。そして未来へ。
■神戸港 開港150年シアター
神戸海洋博物館を印象づけるシアター。
ロドニー号とエントランスホール全体を使い、ロドニー号が大海原を超えて神戸港にやってくる映像と、神戸港開港から150年のあゆみを感じる2本の映像のプロジェクションマッピングで来館者を包みこみます。
■船の模型航路
所蔵する船の模型を時系列にわかりやすく展示。西洋帆船から今日の客船、貨物船へとつながる船の進化をたどります。
■神戸港 行き交う船たち
神戸港から世界に広がる航路網と港で活躍する船を学ぶ体験型装置や、代表的なコンテナ船やクルーズ客船を描いた大型壁面で船への興味を惹きつけながら、国際貿易港としての神戸港を学んでもらいます。
■海の3Dフォトスポット
海・船・港にまつわる2つのトリックアートを設置し、来館記念となる写真が撮れるフォトスポットもご用意しております。

1階 『神戸ポートヒストリー』
先人の知恵と努力に学ぶ。
■神戸港 あゆみとはたらき
神戸港開港から今日までの歴史や神戸港の役割と機能を伝え、
操船シミュレーターなどの体験型コンテンツを通じて
子どもたちに海・船・港の仕事の重要性を理解してもらうことで、
未来の海技人材育成につなげます。
1階 『講堂』
1階メインエントランスから右側に位置する「講堂」は、神戸港に関する会議やセミナーのほか、各種イベントなどでもご利用可能です。椅子やテーブルは可動式のため、目的に合わせて様々なレイアウトに対応できます。
国際交流
これまでに神戸港を訪れた客船や姉妹都市・姉妹港、日本で初めて輸入されたゴンドラとともに歩んできた神戸海洋博物館の歴史など 、神戸港と世界各国の国際交流を様々な角度から紹介します。

2階 『マリタイムシアター』
学びながら、ほっとひと息。
180インチの大型スクリーンと立体音響システムを備える、全33席(車いす席2席含む)のシアター。神戸港の歴史、海・港・船をテーマにしたものを中心に興味深い映像を放映展示しています。開館時間内は常に放映しているので館内展示の順路の途中、観やすいタイミングで鑑賞することができます。「マリタイムシアター」の座席は座り心地も良いので、学びながらの足休めにもどうぞ。大人向け・子供向けの番組で楽しく、わかりやすく構成していますので、ご家族そろってお楽しみください。
1階併設 『カワサキワールド』
陸・海・空を楽しく体験。
「カワサキワールド」は、船舶・鉄道車両・航空機・モーターサイクルなどを、日本を始め、広く世界へ向けて最新のテクノロジーを送り出している川崎重工グループの企業博物館。1868年の近代神戸港の開港以来、1世紀以上もの時を共に歩み、造船業から総合重工業へと発展を遂げた川崎重工グループの創業の歴史から、陸・海・空に展開されるテクノロジーの歴史・現在、そして未来を「見て」「触れて」楽しみながら学ぶことができます。
■主な展示内容
・多彩な製品群を約14mの曲面ワイドスクリーンにてダイナミックな映像で紹介する「カワサキワールドシアター」
・カワサキの歴代のマシン・レース車など数多くの実車を展示した「モーターサイクルギャラリー」
・船舶の進水式や新幹線・航空機などができるまでの様子を迫力の3面マルチ映像で紹介する「ものづくりシアター」
・中に入ることができる「0系新幹線」「バートルKV-107Ⅱ型ヘリコプター」の実物展示
・パイロット気分で神戸空港での離発着を体験できる「フライトシミュレーター」
・動きながら特長を紹介する「産業用ロボット」
屋外展示
未来への遺産。
神戸港を臨むメリケンパークでは、自律型無人潜水機・トリガー装置などを実物展示しています。